こころのまち

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どうしてコロナでここまで人々が動かされたのかを心理的に分析してみた

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コロナの影響で僕たちの日常に大きな変化がもたらされましたね。

飲食店、レジャー施設、一部企業の運営自粛、外出自粛

人が集まることにこれほど制限をかけられたのは、

この数十年なかったのではないでしょうか。

 

最初は対岸の火事と他人事のように思っていましたが

よもや僕たちの日常に色々と支障が出るほどまでになりました。

 

さて今回お話しするのは、「コロナ」という一つのウイルスが

なぜここまで人々を動かしたのか、その心理を僕なりに分析していきたいと思います。

 

もちろん「感染者が多くなったから」や「死者が日々増えているから」

という目に見えた原因は当たり前のことなので、ここでは触れません。

あくまでも「人々の心理状態がもたらした」という観点から分析していきます。

 

コロナという一滴の滴から、ここまで大きな波紋を生んだ影響力

そこには誰しも持っている人間の心理が関わっていたんです。

 

それでは、早速いってみましょう!

 

 

 

心理分析1:当事者意識

 

分析結果1つ目は

 

「みんなが当事者意識を持ち始めたこと」

 

だと思います。

 

事がここまで大きくなる前は、まるで他国の出来事のように

「自分には関係ない」と鷹を括っていた方が多いかと思います。

ゆえにみんながみんな当事者意識に欠けてしまっていました。

 

緊急事態宣言発令前でも、不要不急の外出は避けるよう促されていたはずですが、

当事者意識欠如のせいで

「今観光地人が少ないらしいよー」などの噂が出回り

結果逆に人が多くなった場所さえもあるほどです。

そうやって当事者意識の軽薄さが災い、今に至るほどの事態となったと言えます。

 

ですが徐々に感染が広まり、自分の住む街でもコロナ感染者のニュースを聞く機会も増えて来ました。

そこでやっと危機感をもつようになり、当事者意識が芽生え始めた結果になったというわけです。

 

人には「自分だけが(少数派が)違うことをすることを嫌う」心理があります。

 

ゆえに自分が感染予防意識を高めて行動に移しても、「周りがそんな意識してない、、」というマイノリティから、少数派に転じる勇気がなかったことも考えられます。

 

最近、強制的に会社やお店の休業、外出自粛が増えてきたことで

「あ、自分もやらなきゃ(やっていいんだ)」

という心理になり(多数派になったから)ようやく国民全員が足並みを揃えるようになったのではないでしょうか。。

 

 

心理分析2:馴染みある人の死

 

分析結果2つ目は、

 

「見慣れた人の死」

 

です。

 

一番皆さんの頭に残っているのが、

あの超有名芸能人の志村健さんの死かと思います。

(その他一度は聞いた事があったり見た事がある芸能人もいるはずです)

 

それまでニュースで毎日感染者数や死者数が報じられていたのにも関わらず、まだ感染予防に努めようとしない人たちも多くいました。

ですが、志村さんの死を気に本気で

「あ、コロナやばいんだ」と国民全員が思ったことでしょう。

それほどの影響力を持った人が死んでようやく、

「やばい」という種を頭に植え付けられたと僕は考えています。

 

確かに人というのは、自分に馴染みのない、或いは関わりのないニュースを見ても

「とあるニュースの一つ」としか思いません。

(よっぽど心優しい方や、その専門の人でない限り)

 

それがもし、あなたの街で起こっていることならどうでしょう?

明日にも外には出たくないと思うし、家族にも外に出ないようにと伝えたくなるはずです。

 

見慣れた人、見慣れた街などが関わる事で

より強く心に訴えかけられたように感じるのです。

 

 

志村さん、並びにコロナでお亡くなりになった方々すべての人に

心からご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

 

心理分析3:日常化

 

分析結果3つ目は、

 

「非日常の日常化」

 

です。

 

 

・コロナとか大丈夫でしょ

・どうせ感染しない

・自分に関係ない

 

と考えていたものが現実に身近に起こる可能性があるとなったら

最初は非日常と感じることでしょう。

 

ですがそれが毎日毎日テレビや雑誌、ラジオ、さらには様々なSNSで拡散されたニュースを見たり聞いたりすることで、それらの情報が潜在意識に格納されていきます。

 

人は普段意識のある顕在意識の状態より、

心の奥にある潜在意識の情報の方が正しいことを知っています。

 

現実が日常化したことで頭で考えることはあまりしなくなり、変わりに心で感じるようになります。

 

そんな心理的作用が全世界で起こり、ここまで人々がコロナに動かされたと言えるのではないかと、僕は考えています。

 

 

おわりに

 

 

いかがでしたか?

 

コロナで人々が動かされるのには、元来人間に備わっている心理効果が働いていたからと言える事が、少しはお分かり頂けましたでしょうか?

 

人間はどうしても、多勢が動かなければ動きにくい生き物です。

少数派を嫌うものです。

その心理をコロナが突き、国民全員の意識が高まったと言えます。

 

収束の見えない戦いとなり、一人一人が苦しい状況です。

何とか全員が一丸となって、この苦境を乗り越えていきたいですね!

 

僕は仕事上テレワークができませんので、毎日出社しているのですが

4月初旬から自転車で通勤するなどして3密を回避するよう心がけています。

休日もほとんど自宅に篭り、読書やブログのネタを考えるようにして、時間を過ごしています。

 

みなさんもくれぐれも体調には気をつけてください。

それから、休日自宅でのおすすめの過ごし方があればぜひ教えてください!!

 

 

 

それでは!

 

最後までお読み頂き、感謝します。

  

 

 

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by 正