【時間は悲しみを癒さない】本当の悲しみを癒すために大事なこと
過去の辛い体験が、今もずっとあなたの心に悲しみを残していませんか?
大切な人との別れのようなショックな出来事、、、
中々過去から解放されず長年苦しんでいる人は結構いるものです。
僕も大切な母親が亡くなった悲しみを、数年引きずっていたこともあります。
正直死にたいとも思ったこともあるほどです。
それでもなんとか生きてこれたのは、一つ一つの現実をしっかり受け止めることを努力したからだと思います。
そんな経験を通して僕が感じたこと
それは、時間が悲しみを癒す訳ではなく、
悲しみの中で時間をどう過ごすかという考え方が、悲しみを乗り越えるために必要だったんだと、今になって思います。
そんな悲しみとの上手な付き合い方のお話を今日はしていきます。
時間は悲しみを癒さないと知る
早速ですが、自分が辛い過去に縛られている時、
誰かに相談してこんなことを言われたことはないですか?
「大丈夫大丈夫!
辛いとは思うけど、時間が忘れさせてくれるよ!」
きっと言った人は悪気はなく、なんか言ってあげなきゃという思いでとっさにでた一言だとは思います。
ですが言われた方は、、、
「それができたら苦労はしないよ!」
、、、と他人事扱いされたことや自分の気持ちをわかってもらえなかったことに対して、苛立ちや諦観などマイナス感情が溢れてきて
「相談しなきゃ良かった、、、」
と、挙句は一人で抱え込むようになることも稀ではありません。
ここで、自分のことを責めるのは辞めましょう。
どうしても責めてしまいたくなる人は、過去に出した僕の以下記事を読んでみてください。
と話は戻りまして、、
僕自身、祖母が死んで悲しみに暮れていた時に、実際「時間が忘れさせてくれるよ」と言われたことがあります。
その時に前述したように、「相談しなきゃ良かった」と塞ぎ込んだ経験があります。
では時間が悲しみを癒さないのなら、何が悲しみを癒すのでしょうか?
結論から言うと
「悲しみが悲しみを癒す」
つまりは、じっくり悲しむことです。
どうしても僕たちは「悲しみ」という感情を悪いものだと決めつけ、
その感情から逃げ腰になっています。
逃げていたら当然時間が経とうが悲しみが癒えるはずもないというのは
言うに及ばないことです。
本当に悲しみを癒したいと心から思うのであれば、
悲しみとどう向き合うかじっくり自分の心と話し合ってみることが大切かもしれませんね。
この一つの答えに辿り着いた時、
ふと心の中で自分が本当は何に悲しんでいたかがわかったんです。
本当に自分が悲しんでいたことは、
祖母が死んだことへの悲しみではなく、祖母に自分の立派な姿を見せられなかったことが、本当の悲しみの原因だと気づいたんです。
本当に情けない、、、
でもなぜでしょう
それからというもの、悲しみとちゃんと向き合うようになり、
これからどうしたらいいのかをじっくり考えられるようになりました。
「悲しみが悲しみを癒す」が僕の中で生まれた癒し方の一つになりました。
なせ過去に縛られるのか?
そもそもなぜ人は過去に縛られるのでしょうか?
辛い過去ならさっさと忘れてしまった方がいいのは当然です。
でもそれができないということは、自分の潜在意識の中で何かが邪魔をしているからです。
僕はずっとこの問題と向き合ってきて、祖母が死んで3年後にやっと辿り着いた答えがあります。
それは、、、
「今」がうまくいっていない理由にできるから
さらに言えば、
自分を哀れんでいる限り本当の悲しみと向き合わなくて済むし
自分の行動に責任を持たなくて済む。
言い換えれば、自分が今立ち止まっている言い訳にして、自分を肯定できるからです。
そう言えば当時僕が悲しみの絶頂期だった頃、こんなことをよく言っていました。
「今自分がうまく行かないのは辛いことがあったから。仕方ない、、、」
今思えばほんと当時の自分は弱かったなと思います。
ただ、悲しみが自分を成長させてくれたことも、また事実です。
まとめ
ここまでお話ししてきた悲しみの癒し方をまとめますと
・悲しみは悪い感情ではない
・じっくり悲しむ
・”本当の”悲しみは何かに気付く
・悲しみとどう向き合っていくかを考えてみる
悲しみのままでもいいと思えるものは、
そのままにしてもいいということ
本当の悲しみに気づき、それを乗り越えたあなたはきっと
今までにない翼を手に入れて、可能性という名の空へ羽ばたくことができることでしょう。
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